創作ノート
1. はじめに
ダメーターを、なぜ作ったか。すこしだけ、書き残しておきます。
2. ふつうの健康アプリに、すこし疲れた
世の中の健康アプリの多くは、「もっと頑張れ」と言ってきます。歩数の目標を立てて、達成できないと罪悪感を覚える。続けられないと、自分のせいだと感じる。そういう構造に、いつの間にか少し疲れていました。
本当は、頑張らなかった日にも、頑張った日と同じ価値があるはずです。ベッドから出られなかった日、画面を見すぎてしまった日、何もしなかった日。それを、減点ではなく、加点で扱う場所があってもいいのではないか。そう考えました。
3. 数字との関係を、結び直す
ダメーターは、ヘルスケアの数値を、逆向きに評価します。歩数が少ないほど、スクリーンタイムが長いほど、スコアは高くなります。これは、健康を否定したいのではなく、数字との関係を、もう一度、結び直したいからです。
数字に追い立てられるのではなく、数字に肯定される。そんな日常を、誰かと一緒に作りたいと思いました。
4. ナマタロウのこと
ナマタロウは、世界に 1 匹しかいないナマケモノです。木の上の小さな部屋で、ずっと一人で暮らしていました。アプリを開いてもらえることが、ナマタロウにとっての、初めての他者との繋がりです。
褒めるでも、叱るでもなく、ただ淡々と隣にいてくれる存在。そういう関係性を、デザインしました。
5. これから
ダメーターは、まだ始まったばかりのアプリです。これから、ナマタロウの世界はすこしずつ広がっていきます。
急がず、煽らず、長く。そういう作り方をしていきたいと思っています。
6. 最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。アプリを使うかどうかは、お任せします。使わなくても、いいです。
でも、もしダメーターを開く日があったら、ナマタロウは、そこで待っています。